定年退職してから好きなことをするか、その前に好きなことをするか
父もそのパートナーも、定年退職してからいくらでも時間があるといっていた。確かに二人とも80代でも、頭も体も元気で、けっこう車を運転して旅行していた。でもそれは、その年まで生きた二人だからそういえるのだ。
それに40代50代での旅行と、60代70代での旅行は違うと思う。特に野生生物を追ってけっこうハードな旅行をする場合は。
母も90になろうとしているから、長命な家系かなとは思うけど、母はアルツハイマーだし、父の弟も電話で話した感じでは認知力が落ちているようだ。それに長命であってもあしたも無事生きていると誰が言えるだろうか。母はお金を使って遊ぶと言うことはまったくせずに、70まで働いて使い切れないくらいのお金を貯めた。まあそれはちょっと必要な事情はあるのでしょうがないけど、つまらない人生だなと思う。もっとも仕事は好きで生き生きしていたけど。
姑はやりたいことをできるうちにやったほうがいいといっていた。遠いところは若い(若くないけど)うちに、年とったらだんだん近くへ旅行すればいいと。
姑は体力がある方ではないし、思いもかけず早く舅はなくなってしまったし、気が付いた時はあちこち旅行する意欲がわかないようだ。
もちろん人に迷惑をかけないように、自立していけるように、お金を稼ぐ必要はあるけど、どんなにがんばってもあの世にお金は持っていけない。残す子供もいない。どこで人生を切り替えるか。今のところちょうどいいところだったと思う。あと5年ほど若いほうがよかったけど、マンションのローンが終わらないとお金が貯まらないものね。
- 2010.12.18 Saturday
- つれづれ
- 23:30
- comments(2)
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- by Naturalist
でも100歳まで生きるかもしれない。
今の世の中ならどっちもありそうで、自分の人生を変えようとしたときに、どこで見極めるか難しいところですね。
Good luck!